Emerald社が発表した権利保持戦略"Statement relating to rights retention strategies"に対する見解(記事紹介)

2024年02月28日

ヨーロッパ

cOAlition Sは、2月14日、"A critique of the Emerald Statement relating to UK rights retention strategies"と題する記事を公開した。

これは、Emerald社が発表した権利保持戦略"Statement relating to rights retention strategies"について、発表の背景や戦略に対する本ブログ筆者の見解などを述べたもの。

英国で広く採用されている権利保持ポリシー"IRRP(Institutional Rights Retention Policies)"を受け、同社が本戦略を発表したと述べている。

本記事では、CC-BY-NCライセンスの下で、著者が論文のAAM(Author Accepted Manuscript、著者最終稿)をセルフアーカイブすることを許可する同社のグリーンOA(オープンアクセス)方針などをはじめ9つの事項を挙げ、問題提起をしている。

最後に、IRRPの運用方法について誤解していること、著者による権利の使用に出版社が制限を課していることなど、同戦略の問題をまとめている。

[ニュースソース]

A critique of the Emerald Statement relating to UK rights retention strategies - Plan S 2024/02/14 (accessed 2024-02-21)

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