DORA（San Francisco Declaration on Research Assessment、研究評価に関するサンフランシスコ宣言）は、2月12日、2023年の活動レビューおよび2024年の活動予定を公表した。
2023年の成果として、学術機関の評価改革の促進支援を目的としたパイロットプログラム"Community Engagement Grant Awardees"の活動および、3年間の戦略計画を発表したこと、DORA設立10周年を記念し21の地域イベントを開催したこと、東京大学とオーストラリアのQUT（Queensland University of Technology）がDORAに署名したことなどを挙げている。
2024年の活動予定として、DORAのプロジェクトTARA（Tools to Advance Research Assessment）では、世界の学術機関の研究評価の実例やプロセスを収録したインタラクティブ・データベース"Reformscape"をリリース、米国における教員の評価に関する論文出版などが挙げられている。また、DORAとして、評価基準や成功指標に関する組織の立場、署名機関における評価方法の明確化を目的としたリソースを発表することなどを示している。
［ニュースソース］
2023 in Review: List of new developments in research assessment － DORA 2024/02/12 (accessed 2024-02-28)
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