Crossrefは、3月6日、DOAJとのパートナーシップを更新したと発表した。
両機関は、2021年にMOU(了解覚書)を締結。この連携の成果として、出版社がメタデータをアップロードしやすくするために、DOAJがCrossref XMLへの対応を行ったこと、出版社やジャーナル編集者が両方のサービスを利用できるようにするために、両機関の顧客・会員サポートの連携強化を行ったことなどを挙げている。
今回、両機関は、メタデータを中心とした既存のパートナーシップを基礎とした新たなMOUを締結。本MOUには、DOIの割り当てとCrossrefへのメタデータの寄託、Crossrefメタデータの収集とDOAJへの取り込みなど、リソースの少ないジャーナルを対象とした支援の強化が盛り込まれているという。
[ニュースソース]
DOAJ and Crossref renew their partnership to support the least-resourced journals - Crossref 2024/03/06 (accessed 2024-03-12)
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