NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、3月22日、「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2021年度実績)」(調査資料-337)を公表した。
本調査は、若手研究者を取り巻く課題分析のために、1,187の国内の大学・公的研究機関を対象に2021年度におけるポストドクター(以下、ポスドク)等の現況、雇用および進路に関して調査したもの。
結果として、ポスドク等が1人以上在籍している機関は275機関で、前回(2018年度)より1,933人減少し1万3,657人であったこと、男女比は約7:3、全体の平均年齢は38.0歳で、女性の割合が微増し全体の平均年齢がやや上昇したこと、外国籍のポスドク(4,525人)は前回より168人減少し日本籍と外国籍の比が約7:3であったこと、月額給与水準は、35万円以上40万円未満が16.8%、30万円以上35万円未満が16.4%と続く一方、20万円未満の者が15.2%であったことなどが示されている。
[ニュースソース]
「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2021年度実績)」[調査資料-337]を公表しました - NISTEP 2024/03/22 (accessed 2024-03-25)
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