UKRI(UK Research and Innovation、英国研究・イノベーション機構)は、4月8日、レポート"UKRI equalities monitoring 2021 to 2022"を公開した。
本レポートは、同機構の7つの研究会議における、2021~2022年(会計年度)のダイバーシティーに関するデータをまとめたもの。2023年3月に公表されたEDI(equality, diversity and inclusion)に関する戦略"UKRI's equality, diversity and inclusion strategy"に掲げられた戦略目標をサポートするものだという。
知見として、同機構の応募者の年齢層はPI(principal investigator、主任研究者)とCI(co-investigator、共同研究者)では40~49歳、フェローとRCI(researcher co-investigator)では30~39歳が最も多いことや、PIに障がいがあることが公表された申請と障がいの有無が不明な申請とでは採択率に有意差がなかったことなどを示している。
そのほか、民族、ジェンダー、インターセクショナリティーに関するデータも示している。
[ニュースソース]
UKRI publishes updated diversity data and analysis for 2021 to 2022 - UKRI 2024/04/08 (accessed 2024-04-15)
UKRI equalities monitoring 2021 to 2022 - UKRI 2024/04/08 (accessed 2024-04-15)
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