Stanford UniversityのHAI(Stanford Institute for Human-Centered Artificial Intelligence)は、4月15日、AI(Artificial intelligence、人工知能)に関する年次調査報告書"Artificial Intelligence Index Report 2024"を公開した。
本レポートは、AIに関わる研究開発、技術的パフォーマンス、責任ある AI、経済、政策、世論などの潮流を追跡したもの。
主な結果として、2022年に約30億ドルであった生成AIへの民間投資が2023年には約250億ドルに急増したこと、2023年のAIに関わる立法手続きが2022年から倍増し2,175件に達したことを示している。
そのほか、AIに対して期待よりも不安を感じている一般市民の割合が増加したこと、モデルの学習にかかるコストの上昇が続いていること、米国がAI分野を牽引する一方で中国が最大の競争相手となっていることなども示している。
[ニュースソース]
Inside The New AI Index: Expensive New Models, Targeted Investments, and More - HAI 2024/04/15 (accessed 2024-04-16)