ITHAKA S+R、生成AIが学術出版の戦略に与える影響について調査を開始したと発表

2024年04月30日

北米・中南米

ITHAKA S+Rは、4月23日、生成AI(Artificial Intelligence、人工知能)が学術出版の戦略に与える影響について調査を開始したと発表した。

本調査は、急速に変化するAIツールのユーザーのニーズと期待、学術出版の課題軽減に対する生成 AI の可能性、生成 AI がもたらすリスクを認識することで、学術出版における生成 AIの意義を検討することが目的。

生成AIの学術出版の既存の目標・プロセス・インフラへの統合、生成AIによる現在の出版社の役割や目的の変化、生成AIの倫理的導入に必要な技術的・社会的共有インフラなどについて調査するという。

ITHAKAは2023年の春にも、出版社、図書館員、助成機関などを対象としたAIのDXに関するインタビューを実施。2024年の初めに、その結果をまとめた"The Second Digital Transformation of Scholarly Publishing"を公開していた。

[ニュースソース]

Generative AI and Scholarly Publishing - ITHAKA S+R 2024/04/23 (accessed 2024-04-26)

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2024年02月15日 ITHAKA S+R、学術出版のDXに関するレポート"The Second Digital Transformation of Scholarly Publishing"を公開