CHORUSは、4月8日、"Developing a US National PID Strategy Report Released"と題する記事を掲載した。
本記事は、ORFG(Open Research Funders Group)※のPID(persistent identifier、永久識別子)Strategy WG(Working Group)が、RDA(Research Data Alliance、研究データ連盟)およびHELIOS(Higher Education Leadership Initiative for Open Scholarship)と共同執筆した "Developing a US PID National Strategy"を公開したことや、同レポートの内容を含んだCHORUS フォーラムが開催されることを紹介したもの。
同レポートが、相互運用性の向上、成果物の追跡の簡素化、PIDに関する米国の国家戦略の必要性に焦点を当て、学術研究コミュニケーションの全体的なプロセスの改善を目指したものであることを紹介している。
本フォーラムは5月22日に開催予定。Crossref Open Funder RegistryからROR(Research Organization Registry)への移行に伴う影響、Read & Publish契約においてRORやその他の PIDがいかに役立つのか、成果出版後に第三者がPIDやその他のメタデータを追加する場合に生じる「メタデータのインフレ」の影響などについて議論することなどを予告している。
※研究成果のオープンな共有を推進する助成機関のパートナーシップ。
[ニュースソース]
Developing a US National PID Strategy Report Released -- CHORUS 2024/04/08 (accessed 2024-04-22)