NII(National Institute of Informatics、国立情報学研究所)は、5月22日、OER(Open Educational Resource)リポジトリの試行版の提供を開始したと発表した。
本リポジトリを利用することで、これまで国内の各機関が独自のプラットフォームや機関リポジトリで公開していた教材を横断的に検索することが可能になる。教員は授業資料として、学習者は自己学習を深めるために教材を活用できるようになる。
国外ではすでにOERを集約・公開するためのプラットフォームが提供・活用されているが、日本ではこれまで、教員・学習者が日本語で利用できるサービスが提供されていなかったという。
[ニュースソース]
OERリポジトリ試行版の提供開始~大学が開発した教材の横断検索が可能に~ ― NII 2024/05/22 (accessed 2024-05-24)
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