IOI、オープンインフラに関するレポート"2024 State of Open Infrastructure Report"を公開

2024年05月30日

北米・中南米

IOI(Invest in Open Infrastructure)※は、5月28日、オープンインフラに関するレポート"2024 State of Open Infrastructure Report"を公開した。

本レポートは、オープンインフラの特徴、助成金、ガバナンス、導入、立案など、オープンインフラの現状や課題について調査・分析したもの。

IOIが立ち上げたオープンインフラサービスの発見・評価ツール"Infra Finder"に参加し、情報を提供した57のオープンインフラについて、IOIの定めるオープン性の基準の少なくとも1つを満たしていることを示している。

助成金の現状として、2000年から2024年にかけて、23機関が36のオープンインフラに合計4億1,584万5,753ドルを助成したこと、そのうちオープンインフラを直接支援する助成金は42%であったことを示している。

そのほか、世界の各地域における政策やオープンインフラの動向、機関における調達業務やITガバナンスがオープンインフラの導入に与える影響などについても示している。

※研究・学術を支援するオープンなテクノロジーおよびシステム構築における資金・資源調達の改善を目的としたイニシアチブ。

[ニュースソース]

Announcing the State of Open Infrastructure 2024 ― IOI 2024/05/28 (accessed 2024-05-29)

2024 State of Open Infrastructure Report ― IOI (accessed 2024-05-29)

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