cOAlition S、ジャーナルのサービスと価格を比較できるサービス"JCS"のデータ取得先をIP社のフレームワークのみにすると発表

2024年06月12日

ヨーロッパ

cOAlition Sは、6月6日、"JCS(Journal Comparison Service)"※のデータ取得先をIP(Information Power)社のフレームワークのみにすると発表した。

JCSでは、これまで2つのフレームワークから提供されたデータを使用していたが、2024年11月1日以降、FOAA(Fair Open Access)のフレームワークの使用を廃止する。

現在、JCSに参加している出版社の59%がIPフレームワークを使用し、41%がFOAAのフレームワークを使用してデータを提供。一方、86%のジャーナルがIP社のフレームワークを使用してデータを提供しているという。

cOAlition Sは、単一のフレームワークのデータを使用することで、ユーザーがジャーナルのサービスや価格に関するデータを容易に比較できるようになると述べている。

※ジャーナルのサービスと価格を可視化するWebサービス。

[ニュースソース]

Journal Comparison Service adopts a single pricing and service framework to simplify data comparison ― Plan S 2024/06/06 (accessed 2024-06-10)

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