Taylor & Francis社、AIツールの使用に関するガイダンスの最新版を発表

2024年06月17日

ヨーロッパ

Taylor & Francis社は、6月12日、AI(Artificial Intelligence、人工知能)ツールの使用に関するガイダンスの最新版を発表した。

本ガイダンスでは、AIを使用する著者、編集者、査読者に対して、責任あるAIの導入を支援するための方針が示されている。

著者向けのガイダンスでは、出版社に提出するコンテンツの独創性、妥当性、公正性に対して著者が責任を負うという原則に基づき、著者の帰属表示、AIの使用に関する承認の必要性、AIの使用が許可されないケースなどを示している。

編集者や査読者向けのガイダンスでは、AIの使用が正確性、機密性、所有権、データにもたらすリスクについて注意喚起。編集および査読の品質基準を守るため、AIツールを使用してはならないタスクなどを示している。

[ニュースソース]

Taylor & Francis Issues Expanded Guidance on AI Application for Authors, Editors and Reviewers - Taylor & Francis 2024/06/12 (accessed 2024-06-14)

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