ITHAKA S+Rは、6月20日、高等教育における生成AI(Artificial Intelligence、人工知能)の利用に関する調査報告書"Generative AI and Postsecondary Instructional Practices"を公開した。
ITHAKA S+Rは、教育実践の発展について把握するため、高等教育機関の教員の対象とした調査を3年に1度実施。生成AIに特化した項目も設けている。
本調査は、2,654名の大学教員から回答を得た。
調査結果として、教員の多くは生成AIツールについてある程度の知識を持っているが、特に年配の教員は教育目的で生成AIツールを使用する能力に自信を持っていないことを示している。
そのほか、72%が生成AIツールの教育での利用を試行しており、教員はさまざまな方法で生成AIを利用しているが、個々のユースケースが特に確立されているわけではないことなどを示している。
[ニュースソース]
How Are Faculty Using Generative AI in the Classroom? - ITHAKA S+R 2024/06/20 (accessed 2024-06-25)
Generative AI and Postsecondary Instructional Practices - ITHAKA S+R 2024/06/20 (accessed 2024-06-25)
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