OCLCは、6月24日、linked data※に関するポジションペーパー"Linked data: The future of library cataloging"を公開した。
本ペーパーは、linked dataが図書館のカタログにもたらす価値や、図書館が相互接続性の高いデータ提供を行うのに役立つツールなどを示したもの。
Linked dataの研究から、検証やプロトタイプ、1億5,000万件以上に及ぶデータセット"WorldCat Entities"の作成まで、最近では、OCLC Meridianを通して現在利用可能なWebアプリケーションやAPIなど、OCLCの数十年にわたる取り組みがまとめられている。
※MARC(Machine Readable Cataloging)レコード内の共有されていないデータをURI(Uniform Resource Identifier)を使って公開することで、Web上のデータをさまざまなシステムやサービスで、簡単かつ自動的に共有・利用できるようにする仕組み。
[ニュースソース]
New OCLC position paper articulates the value of linked data to the library community - OCLC 2024/06/24 (accessed 2024-06-25)
Linked data - OCLC (accessed 2024-06-25)
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2015年02月02日 OCLCとLC、Linked Dataに関する白書を発行