NISTEP、「令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査」の速報版資料を公表

2024年06月28日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、6月25日、「令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査」の速報版資料を公表した。

NISTEPは、日本国内の博士課程を持つ全大学において、2023年度の博士(後期)課程入学者を対象とした本調査を2024年2月から2024年4月に実施。

速報版では、Web調査票の全ての必須回答の設問に回答した完全な有効回答5,632件に基づき、調査結果のうち「博士(後期)課程修了後に希望する就業先・教育研究職の度合い」などを示している。

調査結果として、博士(後期)課程修了後に希望する「就職先・専門職」の回答として「大学等の教育機関」が42%で最も多かったことを示している。

また、博士(後期)課程修了後に希望する「教育研究職・非教育研究職の度合い」の回答割合は、「強く教育研究職」と「やや教育研究職」の合計で56%であったことを示している。

確報に相当する報告書は、2024年内に公表される予定だという。

[ニュースソース]

「令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査」の速報版資料を公表しました - NISTEP 2024/06/25 (accessed 2024-06-26)

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