NISTEP、「民間企業の研究活動に関する調査2023」を公表

2024年07月03日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、6月26日、「民間企業の研究活動に関する調査2023」(NISTEP REPORT No.203)を公表した。

本調査は、民間企業の研究開発活動に関する基礎データを収集・分析したもの。2023年度調査では、研究開発を行っている資本金1億円以上の企業3,927社のうち2,020社から回答を得た。

調査結果として、2022年度(実績)および2023年度(予定)において社内研究開発費を前年比増額すると回答した企業割合は、減額すると回答した企業割合を上回っていることを示している。

また、新卒の研究開発者を採用した企業の割合は2022年度に42.0%であり、2年連続で減少したこと、新卒の博士課程修了者の採用は4年連続で減少していたが、2022年度は増加に転じたことを示している。

その他に、博士課程の通学や論文博士による学位取得を支援する企業の割合、修士号取得者の採用時の処遇・給与を学士号取得者より優遇する企業の割合、企業の合併・買収(M&A)の実施状況に関する調査結果なども示している。

民間企業の研究活動に関する調査報告2023(html

※以上、NISTEP (accessed 2024-07-01)

[ニュースソース]

民間企業の研究活動に関する調査報告2023 [NISTEP REPORT No.203]を公表しました - NISTEP 2024/06/26 (accessed 2024-07-01)

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