WEF、"Top 10 Emerging Technologies of 2024"を公表

2024年07月04日

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WEF(World Economic Forum、世界経済フォーラム)は、6月25日、"Top 10 Emerging Technologies of 2024"を公表した。

これは、今後3~5年の間に社会に大きな好影響を与えると思われる新興技術(Emerging Technologies)を発表するFrontiers社との共同報告書。2011年に初めて発表され、今回が12回目となる。

トップ10には、「科学的発見のためのAI」「プライバシー強化技術」「再構成可能なインテリジェントサーフェス」「成層圏プラットフォーム」「通信とセンシングの統合」「建設界におけるイマーシブテクノロジー」「弾性熱量」「炭素捕集微生物」「代替家畜飼料」「移植のためのゲノミクス」が選ばれた。

このうち「建設界におけるイマーシブテクノロジー」は、⽵脇 出教授(京都美術工芸大学学長)が、カルロ・ラッティ教授(マサチューセッツ工科大学)およびランドリー・シグネ教授(アリゾナ州立大学)との連名で紹介したもの。

300を超える応募から選ばれ、日本人が紹介する技術がトップ10に選ばれるのは初めてのことだという。

[ニュースソース]

Top 10 Emerging Technologies of 2024 - WEF 2024/06/25 (accessed 2024-07-03)

世界経済フォーラムの「2024年の新興テクノロジー・トップ10」に竹脇学長が紹介する建設関連技術が選ばれました - 京都美術工芸大学 2024/06/28 (accessed 2024-07-03)

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