cOAlition Sは、7月3日、""Towards Responsible Publishing": Findings from a global stakeholder consultation"が公開されたと発表した。
これは、cOAlition Sが作成した責任ある出版に向けた提案書"Towards Responsible Publishing"に関するコンサルテーションの報告書。コンサルテーションは、cOAlition Sの委託により、Research Consulting社とオランダLeiden University（ライデン大学）のCWTS（Centre for Science and Technology Studies）が実施した。
2023年11月から2024年5月に実施した本コンサルテーションでは、オンライン調査、フォーカスグループ、文書を通じて、研究者、研究機関、学協会、出版社などの主要なステークホルダーから意見を募集。1万1,600件以上の回答を得た。
コンサルテーションの結果として、プレプリントの投稿、オープン査読、オープンライセンスに関連する本提案書の原則が幅広く支持されていること、評価・報酬の仕組みを変えるために、cOAlition Sが助成機関、研究機関、大学などと協力することの必要性が明らかになったことを示している。
また、学術コミュニケーションシステムに関する支出を、より責任ある出版のために使いたいという要望が表明されていることなども示している。
［ニュースソース］
cOAlition S welcomes the findings from the consultation on the "Towards Responsible Publishing" proposal － Plan S 2024/07/03 (accessed 2024-07-05)
"Towards Responsible Publishing": Findings from a global stakeholder consultation － Zenodo 2024/07/03 (accessed 2024-07-05)
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2023年07月18日 cOAlition S、責任ある出版に向けた提案書"Towards Responsible Publishing"の草案についてコンサルテーションを考案・実施する委託機関を募集すると発表