Oxford Universityは、7月3日、OA(オープンアクセス)出版ポリシーを改訂し、権利保持に関する条項を追加したと発表した。
2024年10月14日以降、同大学に雇用されている教職員は、論文および会議録のAAM(Author Accepted Manuscript、著者最終稿)を、出版時点でCC BY 4.0ライセンスの下で利用可能にする権利を大学に対して与えることになる。
同大学は、本改訂のメリットとして、研究者が出版社の許可なく自身の研究成果を再利用できるようになることや、助成機関のOAポリシーに準拠できるようになることなどを挙げている。
[ニュースソース]
University of Oxford Open Access Publications Policy amended to include rights retention - Oxford University 2024/07/03 (accessed 2024-07-10)
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