Elsevier社、AIに関する調査報告書"Insights 2024: Attitudes toward AI"を公開

2024年07月12日

ヨーロッパ

Elsevier社は、7月9日、AI(Artificial Intelligence、人工知能)に関する調査報告書"Insights 2024: Attitudes toward AI"を公開した。

本報告書は、123カ国、3,000人の研究者と臨床医を対象に、業務におけるAIの使用や影響について調査した結果がまとめられている。

調査結果として、研究者の94%、臨床医の96%が知識の発見にAIが役立つと回答している一方、研究者の95%、臨床医の93%が、AIが誤報に利用されると考えていると回答したことを示している。

また、AIが業務に役立つと考えている研究者の89%が論文の要約の作成にAIを使用すると回答したこと、AIが業務に役立つと考えている臨床医の94%が、症状の評価や疾患の特定にAIを使用すると回答したことを示している。

その他に、AIに精通した人の31%が特定の業務目的でAIを使用したことがあると回答したが、国によって差があり、中国では39%、インドでは22%であったことなどを示している。

[ニュースソース]

The 'Insights 2024: Attitudes toward AI' Report Reveals Researchers and Clinicians Believe in AI's Potential but Demand Transparency in Order to Trust Tools - Elsevier 2024/07/09 (accessed 2024-07-10)

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