De Gruyter社、同社のジャーナル37誌をS2Oモデル下で2025年にOA化すると発表

2024年07月16日

ヨーロッパ

De Gruyter社は、7月4日、同社のジャーナル37誌をS2O(Subscribe to Open)モデルに転換し、2025年にOA(オープンアクセス)化すると発表した。

今回は、科学ジャーナル以外に、"Historische Zeitschrift" "Archiv für Geschichte der Philosophie" "Analyse und Kritik" "feministische studien"など、人文・社会科学分野のジャーナルが対象となった。

同社は、人文・社会科学分野の主要ジャーナルにS2Oモデルを採用することで、これまでAPC(論文掲載料)の支援が確立されていなかった分野の研究者に、公平で包括的なOAの機会を提供できるとしている。

37誌が追加されたことで、同社におけるS2Oモデルのジャーナルは約60誌となる。同社は、2028年までに約270誌の定期購読ジャーナルをS2Oモデルに転換する予定だという。

[ニュースソース]

Open Access: De Gruyter to make 37 more journals freely available via Subscribe to Open model in 2025 - De Gruyter 2024/07/04 (accessed 2024-07-11)

[小欄関連記事]

2024年03月28日 De Gruyter社、S2Oモデル下で2024年にOA化するジャーナル5誌を発表

2023年09月13日 De Gruyter社、同社のジャーナルへのS2Oモデルの大規模導入を発表