EIFLは、7月22日、アフリカにおけるダイヤモンドOA(オープンアクセス)の状況に関するレポート"Landscape of no-fee open access publishing in Africa"を公開した。
本レポートは、199誌のジャーナル、21機関、ダイヤモンドOAジャーナルをホストしているプラットフォームを対象とした調査結果などがまとめられている。
本調査は、Wellcomeの支援を受け、EIFL、AJOL (African Journals Online)、WACREN (West and Central African Research and Education Network、西・中央アフリカ研究教育ネットワーク)が開始した3年間のプロジェクト"Collaboration for sustainable open access publishing in Africa"の一環として実施。
調査結果として、約60%のジャーナルが部分的または全てをボランティアに依存していることを示している。
その他に、アフリカのダイヤモンドOAジャーナルの編集品質、査読ワークフロー、技術サービス、可視性や発見可能性などに関する調査結果も示している。
[ニュースソース]
LANDSCAPE STUDY OF NO-FEE OPEN ACCESS PUBLISHING IN AFRICA - EIFL 2024/07/22 (accessed 2024-07-24)
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