ARL（Association of Research Libraries、米国研究図書館協会）は、8月9日、タスクフォース"Statistics Revision Task Force"が最終報告書"ARL Statistics Revision Task Force Final Report"を公開したと発表した。
本タスクフォースは、同協会の統計調査で得られたデータが会員機関にとってより有用なものとなるよう、調査の構成や内容の改訂について提言することを目的としている。
本報告書では、同タスクフォースがこれまでの改訂に関する取り組みや現在の研究図書館の価値を考慮して改訂版の調査分野を検討したこと、調査分野によっては他の調査よりも統計調査に含める方が適しているものがあること、これまでに行われた統計調査の調査項目の中には現在でも有用なものがあることなどを示している。
これらのことから、同タスクフォースは、統計調査の改訂を現時点では推奨しないと結論づけている。また、優先事項であるデータの問題について会員機関とさらに話し合う必要があるなどと述べている。
［ニュースソース］
ARL Statistics Revision Task Force Releases Final Report － ARL 2024/08/09 (accessed 2024-08-14)
ARL Statistics Revision Task Force Final Report － ARL (accessed 2024-08-14)