Sakana AI社は、8月13日、LLM(Large language model、大規模言語モデル)を用いて研究サイクルを自動で遂行するAI(Artificial Intelligence、人工知能)システム"The AI Scientist"を開発したと発表した。
本システムは、研究アイデアの発案、実験の設計・実施、結果の収集・分析までを自動で行い、その結果をもとに研究論文を執筆。最初の準備以外、人間の介入なしで機械学習研究の全ライフサイクルを自律的に実行できるという。
また、論文執筆役とは別の査読者役のLLMが、生成された原稿の批評、フィードバックを提供して研究を改善するほか、次のサイクルにおける有望なアイデアの選定も行うという。
同システムが生成した機械学習研究論文の例も公開されている。
※東京を拠点とするAI企業。新たなAI基盤モデルの開発に取り組んでいる。
[ニュースソース]
「AIサイエンティスト」: AIが自ら研究する時代へ - Sakana AI 2024/08/13 (accessed 2024-08-15)
The AI Scientist: Towards Fully Automated Open-Ended Scientific Discovery - Sakana AI 2024/08/13 (accessed 2024-08-15)
Sakana.ai - Sakana AI (accessed 2024-08-15)