MIT (Massachusetts Institute of Technology、マサチューセッツ工科大学)のCSAIL(Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory、コンピュータ科学・人工知能研究所)は、8月14日、AI(Artificial Intelligence、人工知能)のリスクに関するリポジトリ"AI Risk Repository"をリリースしたと発表した。
University of Queensland、Future of Life Instituteなどと協力して開発した本リポジトリには、AIのリスクに関する700件以上のデータが含まれており、定期的に更新されるという。
同リポジトリでは、AIのリスクを2つの方法で分類している。
1つ目は、原因による分類で、「エンティティー」「意図性」「タイミング」の3種類。
2つ目は、分野による分類。7つのドメイン「差別と有害性」「プライバシーとセキュリティー」「誤報」「悪意ある行為者と悪用」「人間とコンピュータの相互作用」「社会経済と環境」「AIシステムの安全性・障害・限界」および23のサブドメインで分けられている。
[ニュースソース]
Global AI adoption is outpacing risk understanding, warns MIT CSAIL - MIT CSAIL 2024/08/14 (accessed 2024-08-15)