ITHAKA S+Rは、8月22日、"US Instructor Survey 2024"を公開した。
これは、米国の4年制大学を対象とした、教員のニーズや実践に関する調査報告書。人文科学、社会科学、科学、地域研究、医学など、主要分野の教員から5,259 件の回答を得た。
主な調査結果として、教員は、図書館の最も重要な役割を、教育や指導に必要な学術資料の購入だと考えているが、学生のサポートも図書館の役割として認識していることを示している。
また、教員の多くは講座や授業計画の作成に自信を持っていることや、教員の半数は、テクノロジーを活用した新しい教育法やアプローチを取り入れたいと考えていることを示している。
その他に、教員の半数はOER(Open Educational Resource)を授業で使用しているが、独自に作成しているのは20%以下であること、教員の多くは、IT関連のニーズやソフトウエアのサポートなどに関して大学の支援を求めていることなどを示している。
[ニュースソース]
US Instructor Survey 2024 - ITHAKA S+R 2024/08/22 (accessed 2024-08-27)