ITHAKA S+Rは、8月1日、 "Governance and Business Models for Collaborative Collection Development"を公開した。
これは、図書館コレクションの共同構築のためのガバナンスとビジネスモデルに関する調査報告書。
米国とカナダにおける図書館コレクションの共同構築に関する8つの事例などの調査結果から、成功事例の特徴や潜在的なリスクなどが示されている。
主な結果として、図書館協力の多くは広範で価値観に基づいたミッションやビジョンを掲げているが、それらは定期的に見直し更新する必要があること、協力においては互恵性が重要な原則であることを示している。
また、図書館協力の理想的なガバナンスモデルは1つではなく、パートナーシップの目標や参加機関の特性に基づいて決定すべきでものであることなどを示している。
［ニュースソース］
New Report on Library Collaborations in Collection Development － ITHAKA S+R 2024/08/01 (accessed 2024-08-28)