SPARC、Authors AllianceとOAに関する法的課題に対処するためのコラボレーションを発表

2024年08月30日

北米・中南米

SPARCは、8月27日、Authors AllianceとOA(オープンアクセス)に関する法的課題に対処するためのコラボレーションを発表した。

本コラボレーションの目標の1つは、連邦政府の助成を受けた学術出版物の即時公開および研究データ共有の強化を盛り込んだOSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)の覚書"Ensuring Free, Immediate, and Equitable Access to Federally Funded Research"の遵守のために、連邦政府機関に対してOAの法的指針を明確にすること。

同コラボレーションでは、本覚書で提起されている法的課題に対処するための一連のホワイトペーパーの作成や、2007年に発表された著者の権利保持に関する教育ツール"SPARC Author Addendum"の更新を行うという。

また、大学教員の著作物、特に電子版で入手できないバックリストや絶版図書に対する権利回復のための枠組みを構築するという。

[ニュースソース]

Authors Alliance and SPARC Supporting Legal Pathways to Open Access for Scholarly Works - SPARC 2024/08/27 (accessed 2024-08-28)