Clarivate社は、9月9日、図書館におけるAI(Artificial Intelligence、人工知能)の現状に関する調査報告書"Pulse of the Library"を公開した。
2024年4月から6月にかけて、世界の学術図書館、国立図書館、公共図書館の図書館員を対象としたオンライン調査を実施。回答数は1,527件で、さらに数回のフォローアップインタビューも実施された。
主な調査結果として、60%以上がAI(Artificial Intelligence、人工知能)の導入を評価中または計画中であると回答したこと、43%がAIツールの導入を今後12カ月間の技術的優先事項のトップに挙げていることを示している。
また、懸念事項を表す調査結果として、47%がAIに関する予算の縮小を最大の課題として挙げていることや、32%がAIのトレーニングを受けられないと回答したことを示している。
[ニュースソース]
Clarivate Report Unveils the Transformative Role of Artificial Intelligence on Shaping the Future of the Library ― Clarivate 2024/09/09 (accessed 2024-09-11)