NISTEP、「研究活動におけるオープンソース・データの利用に関する簡易調査2024」を公表

2024年09月27日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、9月25日、「研究活動におけるオープンソース・データの利用に関する簡易調査2024」(調査資料-342)を公表した。

本調査研究では、学術活動におけるオープンデータ(オープンソースを含む)の利用状況に関する既存調査を更新し、2023年までの状況を調査。既存調査で取り上げていた物理・情報系のプレプリントサーバーarXivに加え、生物系のbioRxiv、医学系のmedRxivも加えて調査した。

調査結果として、arXiv、bioRxiv、medRxivのDOI普及率はどれも同等で全体の2割程度であったことを示している。

また、github言及論文は、bioRxivが2割近く、medRxivが1割近くであったが、分野間での特徴がいくつか観察できたこと、arXiv内でも物理、数学、情報系で差が確認できたことを示している。

研究活動におけるオープンソース・データの 利⽤に関する簡易調査2024 (pdf:全45ページ)

※以上、NISTEP (accessed 2024-09-25)

[ニュースソース]

研究活動におけるオープンソース・データの利用に関する簡易調査2024[調査資料-342]を公表しました ― NISTEP 2024/09/25 (accessed 2024-09-25)