NISTEP、「学術論文と特許情報を用いたサイエンスイノベーション分析データベースの作成」を公表

2024年10月07日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、10月1日、「学術論文と特許情報を用いたサイエンスイノベーション分析データベースの作成」(DISCUSSION PAPER No.234)を公表した。

本調査研究では、Open Alexと日本国特許庁公開情報を用いて、サイエンスイノベーションを分析するための学術論文と特許情報に関するデータベースを作成。本データベースを基に、研究者のキャリアと生産性に関する分析を行った。

分析結果として、大学に所属する著者はキャリア年数と論文数との間に逆U字型の関係が観察された一方、企業に所属する著者は明確な関係が見られなかったことを示している。

キャリア年数の長い発明者は、大学発明者、企業発明者ともにキャリア年数と特許出願件数の間に逆U字型の関係が観察されたことを示している。

学術論文と特許情報を用いたサイエンスイノベーション分析データベースの作成 (pdf:全30ページ)

※以上、NISTEP (accessed 2024/10/03)

[ニュースソース]

学術論文と特許情報を用いたサイエンスイノベーション分析データベースの作成 [DISCUSSION PAPER No.234]を公表しました - NISTEP 2024/10/01 (accessed 2024/10/03)