COARとUniversity of Minho図書館は、10月2日、COAR Notify※の機能がDSpaceプラットフォームで利用可能になったと発表した。
現在、DSpace 7.6およびDSpace 8を使用するすべてのリポジトリで本機能を利用できるという。
同機能を利用することで、リポジトリは他の対応しているプラットフォームにメッセージを送受信でき、関連リソースを相互リンクさせることができる。
本プラットフォームにおける同機能のユースケースとして、同プラットフォーム内の論文の著者が、外部の査読サービスやオーバーレイジャーナルに査読を依頼できることや、論文を他のリポジトリ内の関連する研究データセットと接続できることが挙げられている。
※分散型リポジトリネットワークにホストされている研究成果をオーバーレイジャーナルや他のタイプの査読サービスからのリソースとリンクさせる、標準的で相互運用可能な分散型アプローチの開発とコミュニティーへの採用加速を目的としたCOARのイニシアチブ。
[ニュースソース]
COAR Notify functionality now available to DSpace users - COAR 2024/10/02 (accessed 2024-10-03)
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