UCのOffice of Scholarly Communication、protocols.ioとの5年間のパイロットプロジェクトの成果を公表

2024年10月17日

北米・中南米

UC(University of California)のOffice of Scholarly Communicationは、10月9日、protocols.io※との5年間のパイロットプロジェクトの成果を公表した。

UCとprotocols.ioは、2019年に提携を開始。UCに所属する研究者は、protocols.ioのPremium tierプランに無料でアクセスできるようになった。

成果として、protocols.ioを利用するUCの研究者の数が、10キャンパス全体で805人から3,677人に増加したこと、公開されたプロトコルの数が111件から952件に増加したことなどを示している。

パイロット終了後も、UCの研究者は引き続きOpen Researchプランでprotocols.ioを利用できるという。

※再現可能な研究プロトコルやメソッドを作成・共有するためのプラットフォーム。

[ニュースソース]

UC-wide protocols.io Pilot: A Five-Year Journey to Promote Research Reproducibility - UC 2024/10/09 (accessed 2024-10-16)

[小欄関連記事]

2024年06月11日 Springer Nature社、研究プロトコルのプラットフォーム"Protocols Exchange"にホストされている全てのプロトコルを"protocols.io"に移行すると発表