UNESCO、危機に対応するためのデータ共有ポリシーの開発に関する文書へのフィードバックの募集を開始したと発表

2024年10月29日

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UNESCO(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization、国連教育科学文化機関)は、10月21日、危機に対応するためのデータ共有ポリシーの開発に関する文書へのフィードバックの募集を開始したと発表した。

UNESCOは、CODATAと連携し、"DPTC(Data Policy for Times of Crisis) Facilitated by Open Science"プロジェクトを実施。本プロジェクトでは、2021年に採択されたオープンサイエンス勧告の枠組みの中で、パンデミックや災害などの危機への対応に必要なデータポリシーを開発するためのガイダンスやツールの開発をめざしている。

本プロジェクトにおいて両機関は、政策立案者、科学者、その他のステークホルダーに向けた3つの文書"Factsheet for developing data policies for times of crisis facilitated by open science" "Guidance for development of data policies for times of crisis facilitated by open science" "Checklist for developing data policies for times of crisis facilitated by open science"を作成。

本文書に関するフィードバックを、2024年12月16日まで受け付けるという。

[ニュースソース]

Launch of global consultation: Developing data policies for crisis facilitated by open science ― UNESCO 2024/10/21 (accessed 2024-10-24)

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