SPARC Europeは、10月31日、著者の権利保持に関するポジションペーパー"Retaining rights in research outputs to enable the open dissemination of knowledge"を公開したと発表した。
本ペーパーは、SPARC Europeが主導するProject Retain※が作成。著者、研究者、機関、出版社が権利保持を促進するためにできる取り組みへのアプローチや課題について取り上げている。
SPARC Europeは、同ペーパーに示されたアイデアやアクションを受け、著者、研究者、機関の政策立案者、出版社に対して、権利保持戦略の推進を呼びかけるためのWebページを開設し、メーリングリストによる情報発信も開始したという。
※研究者が自らの研究をオープンに共有できるようにするため、権利保持とオープンライセンスの普及を加速させることを目的としたプロジェクト。Knowledge Rights 21プログラムの一環としてSPARC Europeが主導している。
[ニュースソース]
Positioning Rights Retention in Europe ― SPARC Europe 2024/10/31 (accessed 2024-11-05)
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