OA Switchboardは、11月5日、OJS(Open Journal System)※1の新たなプラグインを発表した。
OJSを利用している出版社が本プラグインをインストールすることで、論文が出版されると即座に関連機関や研究助成機関に報告されるほか、関連するメタデータが論文レベルで自動的に抽出され、標準化されたメッセージが関係者に送信されるという。
同プラグインは、MPDL(Max Planck Digital Library、マックスプランクデジタル図書館)の資金提供により、Lepidus Tecnologia社※2がオープンソースで開発。Openjournals.nlがテストパートナーとして参加したという。
同プラグインはまもなくPKP Plugin Galleryから入手可能になるという。
※1 PKPが運営するオープンソースの学術出版プラットフォーム。現在、148カ国から4万4000誌以上のジャーナルが利用している。
※2 学術・科学コミュニティー向けの情報技術ソリューションを開発するブラジルの企業。2010年に設立した。
[ニュースソース]
Now available: OA Switchboard OJS plug-in ― OA Switchboard 2024/11/05 (accessed 2024-11-07)
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