Pew Research Center、科学者に対する米国民のイメージに関する調査結果を公表

2024年11月19日

北米・中南米

Pew Research Centerは、11月14日、科学者に対する米国民のイメージに関する調査結果を公表した。

これは、米国の成人9,593名を対象に、科学者に対する信頼や政策立案における科学者の役割などについて調査したもの。

主な調査結果として、76%は、科学者が公共の最善の利益のために行動することについて、大いに信頼している、またはかなり信頼していると回答したことを示している。

また、89%が科学者は知的であると回答し、65%が現実世界の問題を解決することに重点を置いていると回答。一方、科学者がコミュニケーション能力に優れていると回答したのは45%で、コミュニケーションが比較的苦手な分野とされていることを示している。

さらに、51%が科学者は科学的問題に関する公共政策の議論に積極的な役割を果たすべきだと回答。議論に関与すべきではないとする回答とほぼ同数(48%)であったことを示している。

その他、科学者と他の職業との比較や、回答者の政党、人種・民族、教育レベルによる比較結果なども示している。

[ニュースソース]

Public Trust in Scientists and Views on Their Role in Policymaking ― Pew Research Center 2024/11/14 (accessed 2024-11-18)