eLifeは、10月24日、WoS(Web of Science)が同誌に掲載されたVoR(Version of Record)のSCIE(Science Citation Index Expanded)への索引付けを保留したと発表した。
eLifeは、同誌の出版モデルがレビューのための論文の選択、公開査読と評価という厳格なプロセスを有しているにも関わらず、WoSの現行ポリシーでは、査読による「検証」から出版が切り離されている研究は、SCIEから除外されることを説明。WoSの編集評価基準に基づいて再評価されている間は、同誌の論文の索引付けは保留されたままになるという。
PubMed、DOAJ(Directory of Open Access Journals)、OpenAlexなど、その他のデータベースへの索引付けは継続されるという。
[ニュースソース]
Update on eLife's indexing status at Web of Science ― eLife 2024/10/24 (accessed 2024-11-19)
[小欄関連記事]
2024年03月12日 eLifeの新出版モデル開始から1年間をデータから振り返る(記事紹介)
2022年10月24日 eLife、査読後の論文の採択・不採択の決定を廃止し査読済みのすべての論文を"Reviewed Preprint"として出版すると発表