MIT (Massachusetts Institute of Technology、マサチューセッツ工科大学) Pressは、11月18日、"Access to Science & Scholarship 2024: Building an Evidence Base to Support the Future of Open Research Policy"を公開した。
これは、OA(オープンアクセス)ポリシーについて、研究に与える影響や、研究エコシステムへのプラスの影響を最大化するための必要事項などについてまとめた報告書。NSF(National Science Foundation、米国立科学財団)の助成により、9月20日にAAAS(American Association for the Advancement of Science、米国科学振興協会)のワシントン本部で開催されたワークショップの成果として作成された。
本報告書では、政府の政策がパブリックアクセスにもたらす影響をどのようにモデル化し予測できるか、新しくより公平な学術出版モデルの実験に対して助成機関がどのように支援できるか、学術の普及が査読や評価を経ずに行われる場合、誰が評価を行うべきか、またどのように評価プロセスが管理され資金提供されるべきかなど、オープンサイエンスと学術研究を推進するための重要課題を示している。
[ニュースソース]
The MIT Press releases report on the future of open access publishing and policy ― MIT Press 2024/11/18 (accessed 2024-11-20)