Authors AllianceとSPARCは、11月15日、"Open Access and U.S. Federal Information Policy"を公開したと発表した。
両機関は、2022年に発表されたOSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)の覚書の下で、学術出版物のOA(オープンアクセス)化に関する法的問題に対処するため、4つのホワイトペーパーを作成することを計画。これはその最初のホワイトペーパーだという。
本ペーパーでは、FPL(Federal Purpose License)※について論述。FPLに関する2つの問題("Federal Purpose"として連邦機関が持つ権利の範囲、第三者の使用を許諾する権利)について分析し、FPLを解釈するための背景や根拠の提示を試みたとしている。
※連邦政府からの助成金授与の条件として非独占的ライセンスを連邦機関が留保するという、著者と連邦機関との間の自発的な合意によるライセンス。
[ニュースソース]
New White Paper on Open Access and U.S. Federal Information Policy ― Authors Alliance 2024/11/19 (accessed 2024-11-21)
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