KISTI(韓国科学技術情報研究院)は、11月11日、AccessON※において生成AI(Artificial Intelligence、人工知能)を用いた学術論文抄録要約サービスを開始したと発表した。開始は11月1日。
本サービスは、同院の科学技術に特化したLLM(Large Language Models、大規模言語モデル)"KONI(KISTI Open Natural Intelligence)"を活用。科学技術論文の抄録から中心となる情報を抽出・要約するほか、要約文の翻訳も提供するという。
同院は、より良いサービスの提供のために、KONIのアップグレード状況をモニタリングし、最新バージョンを速やかに反映するとしており、2025年からAIベースのベクトル検索などさまざまな機能を順次提供する予定だという。
※同院が2020年3月に開始した、学術論文の探索から執筆、セルフアーカイブ、モニタリング、投稿審査、出版まで支援するOA(オープンアクセス)プラットフォーム。
[ニュースソース]
KISTI AccessON, AI 기반 논문 요약 서비스 시작 -- KISTI 2024/11/11 (accessed 2024-11-21)
[小欄関連記事]
2024年09月05日 KISTI、科学技術に特化したLLM"KONI"の新バージョンを公開