OASPA、同日公開したOAの公平性向上を目的とした推奨プラクティスの草案からの改定点を公表

2024年12月11日

北米・中南米

OASPA(Open Access Scholarly Publishing Association、オープンアクセス学術出版社協会)は、12月3日、同日公開したOA(オープンアクセス)の公平性向上を目的とした推奨プラクティスの改定版"(In)equity in open access: OASPA's recommended practices on financial and workflow barriers"について、草案からの改定点を公表した。

OASPAは、2024年5月に公開した本プラクティスの草案に対して寄せられたフィードバックを基に改定作業を実施。改定点として、財政面に集中して焦点を当てていたOAの公平性向上のためのアプローチを出版ワークフローなどにも拡大したこと、より簡潔・正確な表現に修正し、あいまいな表現を少なくしたことなどを挙げている。

その他に、OASPAは、草案に示した公平なOAの実践方法やOA出版モデルの分類、実践例を示した補足資料に対するフィードバックの結果なども示している。

[ニュースソース]

Revising OASPA's recommended practices - what we changed, and why ― OASPA 2024/12/03 (accessed 2024-12-10)

(In)equity in open access: OASPA's recommended practices on financial and workflow barriers ― Zenodo 2024/12/03 (accessed 2024-12-10)

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2024年05月31日 OASPA、OAの公平性向上を目的とした推奨プラクティス"Increasing equity in financial approaches to open access"の草案を公開