Authors Allianceは、1月9日、AI(Artificial Intelligence、人工知能)と著作権に関する新たなプロジェクト"Artificial Intelligence, Authorship, and the Public Interest"を発表した。
John S. and James L. Knight Foundationの資金援助を受けて行われる本プロジェクトの目的は、AIがもたらす著作権の問題を明らかにし、解決策を提示すること。これにより、AIが知識の進展と公共の利益にどのように貢献できるかを説明することをめざすという。
Authors Alliance は、2022年11月から現在までに、Microsoft社・Google社などに対して20件以上の著作権侵害に関する集団訴訟が提起されていることなど、著作権がAIに関する問題の中心になっていると説明。同プロジェクトが、本問題に関するこれまでの取り組みを拡大するものだなどとしている。
[ニュースソース]
Artificial Intelligence, Authorship, and the Public Interest ― Authors Alliance 2025/01/09 (accessed 2025-01-16)
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