ITHAKA S+Rは、1月22日、OER(Open Educational Resource)に関するレポート"Charting the Course: Case Studies in OER Sustainability"を公開した。
ITHAKA S+Rは、2023年の秋に、William and Flora Hewlett Foundationの資金援助を受け、公立高等教育機関におけるOERの取り組みについて調査する研究プロジェクトを開始。本レポートは、本プロジェクトで実施した、初期の文献調査や、米国4州のOERのリーダーへのインタビュー結果などをまとめている。
主な調査結果として、OERの取り組みを持続させる方法について画一的なモデルは存在しないこと、OERの取り組みは、財政的負担軽減だけでなく、公平性やアクセスの向上、教育革新といった目標に貢献するものとして位置付けられ、機関の優先事項と一致する場合により活発になることなどを示している。
[ニュースソース]
Announcing a New Report on Open Educational Resources ― ITHAKA S+R 2025/01/22 (accessed 2025-01-27)