Google、Wikipedia類似のサイトをテスト

2007年12月27日

北米・中南米

米検索サイト大手Googleは、「knol」(a unit of knowledge)と呼ばれる知識共有型サイトのテスト運用を開始した。現在は招待されたユーザーしか参加することが出来ず、一般のユーザーの閲覧・利用は出来ない。

「knol」は、Wikipediaと同様に、特定のトピックについてよく知っている人がその内容を記述するサイト。Wikipediaとの違いは、ある記事について特定のユーザーが責任をもって編集し、場合によっては一つのトピックに対して複数の記事が成立することもある、というもの。ユーザーコミュニティ機能もあるため、記事を評価する機能などが付属する。

サイトを運営するための機材や編集ツールなどはグーグルが提供し、記事内に広告を掲載することもできる。その場合執筆者とグーグルの間で広告収入が分けられる。

[ニュースソース]
Encouraging people to contribute knowledge