内閣府は、2月4日、2007年12月調査の世論調査報告書『科学技術と社会に関する世論調査』を公表した。
この調査は、20歳以上の男女を対象に「科学技術と社会に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とする」ことを目的に、個別面接聴取したもの(3,000人から55.6%の有効回答)で、以下の項目についての調査結果が紹介されている。
1.科学技術への関心等
2.科学技術の発展に対するイメージ
3.発展を期待する科学技術の分野
1.科学技術への関心等のうち、「科学技術に関する知識の情報源」の項目では、「テレビ」(83.9%)がトップで、以下、「新聞」(58.3%)、「インターネット」(19.2%)、一般の雑誌(11.0%)、書籍(5.7%)、専門誌(4.4%)となっている。年齢別に見ると、「テレビ」に関しては各年代とも80%台と目立った差異がないのに対し、「インターネット」については20代が40.7%である一方、60代は7.5%、70歳以上に至っては1.5%と、情報源としての利用に世代間で大きな開きが見られる。
[ニュースソース]
世論調査