インド:伝統的薬剤のDB化進む

2008年04月07日

アジア・オセアニア

インド政府は、薬草を含む伝統的薬剤のデータベース(DB)化を進めている。

このDBは“Traditional Knowledge Digital Library”と称し、5000年の歴史を持つとされる伝統医学「アユルベーダ」や南部タミル人に継承されている伝統療法「シッダ」、および「ヨガ」などに用いられている薬剤(原料)の形状、調合、処方、効能等の詳細情報が入手できる。

インド古来の伝統療法の不正利用による特許取得を防止するのがねらいで、欧米日はじめ外国の特許庁のみに閲覧が認められる模様。

[ニュースソース]
Database Briefs:india: Govt creating database of traditional Indian drugs
Govt creating database of traditional Indian drugs