PDB、5万件目のタンパク質構造をアーカイブ

2008年04月15日

日本 北米・中南米 ヨーロッパ

国際タンパク質構造データバンク(Worldwide Protein Data Bank、wwPDB)は、この度、5万件目のタンパク質構造をアーカイブしたと発表した。1971年の公式スタート以来、37年目でこの偉業を達成したこととなる。

wwPDBは、生体高分子の立体構造データベースを国際的に統一したアーカイブとして運営し無料公開するため、米国RCSB PDB、欧州MSD-EBIおよび日本のPDBjの協力で開始され、2006年には米国BMRBが参加した。JST-BIRDはPDBjを支援している。

今回の数値(5万件)は2004年の2倍となっており、2014年には3倍の15万件になるものと予測されている。

[ニュースソース]
Milestone for Protein Data Bank
Protein data bank archives 50,000th molecule structure