米国研究図書館協会(Association of Research Libraries、ARL) は、隔月レポート2008年4月号で、学術ジャーナルの需給問題を中心的に採り上げた。
特集は次の3本。
●「ジャーナル出版社は、2つの媒体移行帯から抜け出られなくなるか」
“Are Journal Publishers Trapped in the Dual-Media Transition Zone?”
紙媒体から電子媒体への過渡期における出版社の将来展望を紹介する。
●「失望する研究機関の専門職とジャーナル」
“Bound for Disappointment: Faculty and Journals at Research Institutions”
大学の教員等の専門職はジャーナルへの旺盛な欲求を持っているが、図書館が満たせず、あまねく落胆していること紹介する。
●「SCOAP3の大胆さ」
“The Audacity of SCOAP3”
SCOAP3(高エネルギー物理学分野の全ジャーナルOA化を進める研究機関・助成機関・図書館のコンソーシアム)の取り組みを紹介する。
[ニュースソース]
Issues Surrounding Scholarly Journals Highlighted in ARL Bimonthly Report