慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構と三井情報株式会社は、Google検索アプライアンスを利用した実証研究で得られた、慶應義塾内の全ネットワーク上にある学術コンテンツを横断的に検索し、かつ検索結果の多次元分析を可能とする新しい検索をサービス「KICS(Keio Information Concierge Service)」を慶応義塾の公式サイトで公開した。
新しい検索システムでは、應義塾大学出版会のWeb サイトおよび慶應義塾の学術情報リポジトリとの書籍統合検索が実現されており、Google ブック検索内の書籍と慶應関連書籍を同時に検索できる。また、ユーザーの視点に沿って検索結果コンテンツを再配置し、俯かん・多次元分析を行うこともでき、検索結果コンテンツを年表上に表示することで検索結果を俯かん的に捉えたり、コンテンツを発信元別に分類しグラフ表示することで分析を行ったりすることもできる。
[ニュースソース]
DMC機構とMKI、Google検索アプライアンス(*1)を利用した新しい検索サービスを実現−学術コンテンツを横断検索・多次元分析するシステムを従来の4分の1の工数で実現−